パスト･ライブスを観て
敢えてこちらを観てみたが
あまりに稚拙で、地味で、こってこて。
それっぽい切ないモンタージュの積み重ねを良い主題歌に乗せて情緒的に見せたり
なんかちょっと文学的な心情をセリフとして載せてみたり
映像的に盛り上がれば盛り上がるほど
マジで、だから何？ってどんどん冷めていく不思議さ。
まず、大前提セリフで言わすな。
描け！！
初恋が遠距離恋愛となってしまい大人になるにつれ、文明が発達するのと比例するように拗らせていく2人
見せ場は基本的にゼロ、盛り上がりもゼロ、起承転結とかそういうのはなく
ただ、雰囲気だけで押し通された1時間。
勘弁してくれ、もうちょい何かを納得させるなり見せ場を作ってくれ。
東京と栃木
栃木と種子島
東京と東京
パスト･ライブスと比べるのもおかしな話だけど、まーじで会いに行こうと思えばいつでもいける地味な距離なのよ。
何をネチネチやってんの？はあ？？
何その高木の澄ました悟った顔。
ふざけんなよ？？
本気出せよ、なんなんお前？
近場の女の子が自分のこと好きなのなんて100気付いてる癖して
なんちゅう顔してんの？？
メンヘラも大概にしろよ？
というイラつき最高潮。
それが、儚くもちょっと美しい的な見せ方されて何も感情移入出来んし、
音楽とエモショットの炸裂弾で畳み掛けんの逃げでしかないと思ってる。
頼むから、日本のダサい感じ垂れ流すの本当に勘弁してくれ。
という、親の仇かってくらいの酷評過ぎてなんか申し訳なくなってきた。
新海誠ファン、さーせん。
