「ねえ。なんだか、まるで、雪みたいじゃない?」
詩的な女の子と男の子が現実も詩の中に閉じ込めてしまうような短編
◯桜花抄
男の子と女の子がずっとお手紙でやり取りしているところで、すでにファンタジーを感じてしまう…
会話の中に出てくる本ひとつ取っても壮大なのに、ガラスのように壊れてしまいそう
これを家で観ているときお父さんが近くにいて、こっ恥ずかしくなりました。これは一人で鑑賞したほうがいいです。
○コスモナウト
風の音、虫の声、夕空、夜空、ロケットの打ち上げ…
夜に飛行機を飛ばしても見えないのに
こんなに近いのにこんなにも遠い
宇宙を感じる場所なのに、想いを馳せる対象は宇宙じゃない。それくらい好きな人の気持ちが遠くに感じられるんだろうけど。
○秒速5センチメートル
すれ違ってすれ違ってすれ違って……
桜の花びらのように彼女はスッと消えてしまった
最初に観たとき「ん?PVかな?」って思った。いい曲なんだけど、ここまで来るとしつこいんだよね~。これを難なく乗り越えられる人は新海誠が合っていると思います。
新海誠にしか作れない新海誠らしさ全開の映画
あなたは好きですか?