LeMasT

間奏曲のLeMasTのレビュー・感想・評価

間奏曲(1957年製作の映画)
4.5
ダグラス・サーク監督の、ミュンヘンで出逢った男女の愛を美々しいメロディーに乗せて描くクラシック音楽メロドラマです。

ラブロマンス系の映画はあまり得意ではないのですが、サーク監督の作品はなぜか見入ってしまいます。古臭さが良い。クセになります。

原題である『Interlude(幕間)』を『間奏曲』と邦題付ける小洒落たタイトルにセンスの良さを感じました。

王道な展開ではあるものの、恋の始まりから失恋、締めまでの流れがとても綺麗に出来ていたように思います。

また、この作品に関して言えば、劇中音楽の効果を大いに感じられると思います。心を和ませてくれます。作中ずっと音楽が流れてたんじゃないかと思うくらい音楽に溢れた作品でした♪
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