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バットマン ビギンズのパンのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
4.2
ノーラン版バットマン三部作の第一弾。
つまりダークナイトの前のお話だ。
バットマンになるための修業のような部分も描かれてる。 
渡辺謙の存在感よ…

007みたいにガジェット系の説明受けてる時が一番観ててワクワクする。 
バットマンにお馴染みの乗り物やアイテムなんだけどね。 
使われてるスーツもめっちゃカッコいい。 

ノーラン版のバットマンのがゴッサムシティの外見とかも作りこまれてて好みだな。あの近未来都市感が良いよ。
ホアキン版のジョーカーなんか電車やゴッサムシティが普通のアメリカの都市そのもので「これじゃいつものアメリカじゃん!」って思った笑 

夜遅くにケイティ・ホームズの目の前に突然バットマンが表れて「君と同じで悪を憎んでるんだ」って言うけどあの格好で言われても怖いだけだと思う。
バットマンって知らん人からマジ不審者にしか見えんw 

ぶっちゃけバットマンって私人逮捕系youtuberなんかと大差ないなって思うときがある。
この映画でも警察(腐敗してるけど)から追われてるし、正義(本人の考える)のためなら法律を守らずやりたい放題自分の判断で好きに制裁するのならそれはテロリストと同じような理屈なんだよな。
テロリストたちも自分たちの正義のため、悪と戦うためにやってるわけで。
ゴッサムシティって一応裁判所とか検事いるし法治国家でしょ。

まあ脱線したけど映画としてはめちゃくちゃ面白くて完成度高い。
アクションシーンもハラハラドキドキするしノーラン監督の映画はやっぱクオリティ高いわ。
格闘シーンだけはやや見づらいなと思ったが。
ラストのジョーカーの演出はめっちゃ痺れた! 

ハンス・ジマーが音楽担当してるけどCOD:MW2の曲に似てる。 
まあMW2自体がハンス・ジマー作曲なのだが。
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