俺の大好きなワイオミング州が舞台。
大自然が美しい!
白銀世界でのサスペンス劇。
かなりショッキングな作品だった。
この映画のエリザベスオルセンはなんか頼りになるのかならないのかよくわからん感じの存在だったな。
しかしアメリカって本当に巨大な田舎だな。
都会は本当に一部の一部だけ…あとは全国民が田舎者。
バイオレンス描写激しいので苦手な人は注意が必要かも。
終盤の銃撃戦が凄まじい展開だった。
でも普通あの距離で撃たれたら動けんだろw
雪上のスナイパーってかっこいいね。
自然の美しさに反比例するかのように人間の醜さも恐ろしかった。
人って喧嘩なんかでも暴力振るうことにより一種の興奮状態になってそのまま最後まで暴走しちゃうことあるんだよな。
だから喧嘩慣れしてない人ほど恐怖心から相手殺したりとかしてしまうそうだ。
この凶悪な犯人と主人公演じるジェレミーレナーが共通してるのは"退屈"という部分だろうか。
だからこそ終盤であんな処刑のような、罰ゲームのようなケジメのつけかたをした。
普通に警察に連絡したらいいのにそうはしなかった。
何故なら退屈だったから。
ひょっとするとこの作品自体、退屈がテーマなのかもしれん。
「ここは地獄だ!何もすることがない…」というセリフも出てくるし。
この映画に出てくる暴力も退屈が原因。
退屈はあらゆるトラブルと不幸の元だと思う。