このレビューはネタバレを含みます
車内でDVD『バットマン・ビギンズ』観終わり。
いわゆる『ダークナイト・トリロジー』といわれる3部作の序章。
「ダークナイト誕生編」とでも言おうか。
コミックから飛び出したかのような色彩豊かなT・バートン版とは逆に、「現世にバットマンが存在したら....」を映像化したかのような重く、ハードなトーンで描かれる。
「タンブラー」とかよく思いついたよなぁ....
舞台となる「ゴッサムシティー」の組織犯罪が生まれる背景やブルースが何故に、いかにしてバットマンになったのかが丁寧に描かれている、と。
貧困故に犯罪者になってしまい、結果ブルースの両親が殺されてしまうというドラマツルギーがなんともジョジョっぽい!
たまらん!!
「人の心はわからない。
だが、真実は行動に出る」からの正体を明かすシーンがもう!
悪漢達には恐怖の対象として映る演出も上手い。
そして物語は次作『ダークナイト』へ....