しみーさん

バットマン ビギンズのしみーさんのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.0
上映中のジョーカー鑑賞前に過去作復習で鑑賞。すぐこういう振り返りというか、改めての見直しをやりたくなるタチだからほんと我ながらめんどうくさい。でもびっくりするぐらい内容忘れてるからそういう意味では新鮮な気分で見直している自分もいる。さて、本作はダークナイトシリーズ3部作のはじまりの作品ということで、次作へどのようにストーリーを繋いでいくかが重要な役割だったはずだ。ブルースが体験する過去の事故体験からくるトラウマ、バットマンの誕生エピソード、自ら背負いこんだ宿命。少年時代のエピソード展開はそれほど違和感もなく、すんなりと身を任せていられた。バットマンとなるくだりにはやはり変質者感が否めないが、そこはそんなもんだろう。主演のクリスチャン・ベイルは好みが分かれそうだが、ダークなイメージを背負わせるという設定にはしっかりのっかってさすがの好演という印象。アクションも良い。印象といえば本作の渡辺謙。日本人(アジア人)というのはほんとに英語圏の皆様にはこんなもんなのだなと。そういう意味ではリーアム・ニーソンも被害者かもしれない。最終的にはアルフレッドに癒される映画なので、そこでほっこりできれば幸せというところはシリーズとおして一貫していたりする。レイチェルは良い女なんだかどうだかよくわからない。美人ではあるけども。タンブラーで爆走したい。次作の復習がこれまた楽しみ。
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