bruno

8 1/2のbrunoのネタバレレビュー・内容・結末

8 1/2(1963年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

名前だけは耳にタコができるほど聞いた事あるけど、作品は1本も観たことなかったフェリーニ。
正直勉強のつもりで行ったけど、マジックリアリズムの原点はこの人だったのか!と気付いてからはめちゃくちゃ前のめりになって楽しんだ。

グイド、あんな物静かでくたびれた色気のある感じ纏っといて、理想のハーレムが煩悩の塊で笑う。奥さんに見捨てられて即、今をときめく美人女優に目移りするのも、その子口説こうとしてど正論かまされて順当に落ち込んでんのも、その後開き直って「人生は祭りだ」とかいう言葉で丸っと解決させたことにしちゃってんのもダサおじすぎるのに、台詞と見せ方と音楽でめちゃくちゃお洒落かっこいい映画になってんのずるい。

"ASA NISI MASA"、当分自分の中で流行語になるな
bruno

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