半年以上繰り返し鑑賞し、やっと観終えた。
今の私の状況に酷似していて苦しかった、、。
人や環境に追われる監督。女に逃げ、作品からも逃げ、寝ても夢で追われ、思い出に浸り、空想の世界に入る。
現実逃避を具現化し壮大に表現した様な映画。
フェデリコ・フェリーニはど変態だな。
物語から感じる大の女好きは置いておいて、構成が桁外れに奇妙だし、どのシーンもカットが巧妙すぎる。
うすら流れているクラシック音楽も良い
身体全体で「人間の欲」を感じた。
夢と幻想という私好みの設定と、ヨーロッパな街並みの世界観、自信のない女優やスピり続ける登場人物、全部ずっと気持ちよかった。