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ハリーとトントのmomohideのレビュー・感想・評価

ハリーとトント(1974年製作の映画)
3.8
生きていく力強さ。

老人×猫×ロードムービー。
もうこの映画は特に何も起こりませんよと言わんばかりな題材のクロスオーバーw

劇的な展開、衝撃的な結末!
なーんてのは当然ながら皆無で、会話を楽しみ、風景を楽しみ、ぬこの可愛さに癒される映画。

家を追い出され子供たちには冷遇された頑固で神経質なオヤジの自分探しの旅。
何か一つ大切なものがあればそれできっと楽しく生きていけるのだ。
ハリーの場合はそれがトントなだけであって。

若者も老人も関係ない、人生はいつだって青春だし、人間はいつだって旅人である。

猫中心の生活、
それもまた一興だなー。
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