RIO

道中の点検のRIOのレビュー・感想・評価

道中の点検(1971年製作の映画)
3.0
レンフィルムという芸術組織の流れを受け継ぐ
監督アレクセイ・ゲルマン

アンドレイ・ルブリョフを演じてた
アナトリー・ソロニーツィンも
鐘を作った青年ニコライ・ブルリャエフ
も出てました!少年の頃は
「僕の村は戦場だった」のイヴァンですね

雪原のなかを突如現れる討伐隊

ドイツに占領されるソ連
その補給路を爆破するパルチザン

ソビエト軍伍長で独軍に捕えられた
一度は敵側に寝返ったが後悔し
伍長ラザレフは銃を捨てて投降する
腹が据わってる
寝返ったからには
疑惑の目を向けられる

裏切りに対する憎みや軽蔑を
露にする目が猛烈
ロシアらしい
普通に誰でもが目線が熱いです

どこへ戦う気持ちを向けて良いのか
苦悩している戦場で戦った兵士の姿
んー 挫折してます
人生は後悔するもんだ
やり直せよという隊長の言葉が渋いな

本当にやり直せるなら全部!
でもそんなわけにはいかない
そんなラザレフの精一杯が火を吹いてます

ソクーロフ作品もこれから上映される
映画館で観れます!🌟🌟
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