ミサキ

晩春のミサキのレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
4.7


白黒映画って途中で飽きちゃいそう
だし今日もやめとこうみたいな感じで
避けてきたけどこの作品を見て
物や人の見え方が
がらっと変わりました、色がないから
こそとってもきらきらしてるんです。
原節子さんは歯を出してるのに下品
じゃない綺麗な笑い方をされてて
画面を通して何度も会いたくなる。

それと珍しいなとおもったのは
カメラワーク!
人物を正面から映しているからまるで
会話に参加しているような気持ちに
なれますしセリフも沢山ある訳じゃ
ない、だから本当にあるひとつの
家族の日常を見ているようで楽しい!

お父さんが紀子にとっての幸せを
語っている部分はわたしのお父さんはどうなんだろう~
たまには深い話をしたり肩たたきを
しないとわからないこともあるんだなとおもいました、、、
ミサキ

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