停滞

ザ・フライの停滞のレビュー・感想・評価

ザ・フライ(1986年製作の映画)
3.9
どこでもドア〜〜〜
分子レベルで分解して再構成する時に、自分という意識はどこに行ってしまうのか。他の人の中では彼らの認識としての自分が常に存在し続けるが、自分の中の自己認識は消えてしまうというのを考えてしまう。そりゃ怖く拒絶するのももっとも。
ヒッチコックの鳥みたいなノリかと思ってたら全く違うのねぇ。
それをあんな風に気持ち悪く表現するってがすごい。うわぁ、きもっ、ってなってこの映画を二度見たくはないんだけど、見てる間は次にどんな気持ち悪いのが出てくるんだろうって楽しみになって引き込まれちゃう?
フライってのがまた絶妙なコンセプトですわ。
停滞

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