このレビューはネタバレを含みます
号外/
付き合ってる照明と岡本かおりのFとか妄想でヤッてる中学生並みの物真似でしかない演技で
「絡み」の部分で問題がある森田芳光のロマポだけど
ここでの感想を見てみると
「浦安劇場」な人間群像ではあるけれど
語っている森田口調は
エンターテイメント(金)と搾取されるカモたちの経済制度内におけるニヒリズム
でしかなく
共同体内における快活で健気なケンちゃん
ではなく
雑踏の中での一人孤独な大人になったケンちゃん
(このシーンを撮りたかったためだけの宮脇健起用だったのではないか)
と
諸行無常に股を開き続ける岡本かおり
のパラレルな【残酷】でしかなかった。