梅ミンツ

ランボーの梅ミンツのレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
3.8
なんだろう、これは、熊の巣穴を突くような真似をしたらダメっていうか……
どうせ子熊だろ?ってつついたら、ヒグマの親が出てきた、みたいな……

どちらが先に手を出したか、という話なんですが、それはまあ保安官なんですよね。
でも、あからさまに怪しげな男がいたら、俺の街から出て行けって思う気持ちもわかる。
保安官や警察側が悪いように見えるんですが、そんなに悪いことしてないんですよね。彼らは彼らの職務を全うしようとしただけで。
まあやり過ぎですけど。
ちょっとやり過ぎちゃったね。

ランボーがとにかく強い。
が、最近の無敵なアクションというよりは、リアルな野外戦を繰り広げていて面白いです。
坑道のシーン、閉所恐怖症にはめちゃくちゃ怖いです。ねずみ、こわい、ねずみ。

保安官が本当にムカつくんですよ。蜂の巣にされてしまえ!って思うんですよ。
でも、前述したように保安官もクソだけど街の人からすればヒーローかもしれんし…いや、引き金を引いたのは彼だけどね。

ランボーが、ベトナム戦争のトラウマを引きずっていて、見ていて苦しい。
ラスト、今まで能面のようだった彼の表情がぐわっと変わるの、泣ける。

起承転結わかりやすくてスピーディーで面白かったです。
スタローンがまだまだ細いですね。これからどんどん、マッチョになると思うとわくわくします。ランボー2も楽しみです。
梅ミンツ

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