名作ランボーシリーズの第1作目。
思っていたよりもかなり社会派な映画でした。
PTSDを発症して戦場での辛い記憶がフラッシュバックするシーンは辛い。
これランボーただの被害者ですよね。
保安官がちゃんとした人だったらこんな事には…
拷問のシーンは胸糞。
ラストのランボーの悲痛な叫びが印象的でした。ランボーの中では戦争は終わっていないのです。戦場での親友の散り際、助けられなかった自分を悔やむ思い、無事に帰国しても世間からの非情な声に苦しんでいた事、戻ってきても自分の居場所は無いと大佐に泣きつくランボー。
今まで全く喋っていなかった無口なランボーが唯一大佐にだけは子どものように大声で泣いて、堰を切ったように思いを吐き出して、今まで本当に辛い思いをしてきたのだと彼の心の中がやっと覗けたような気がしました。
情状酌量してあげて…