のんchan

善き人ののんchanのレビュー・感想・評価

善き人(2008年製作の映画)
3.5
昨日に続けてヴィゴ・モーテンセンをもう1本❗️

ジャケでナチスの旗が見えるから、その関わりの話だろうと知識を入れずに鑑賞。
舞台劇の映画化だったとは🤔


1930年代、ナチスが台頭していたベルリンの大学で文学を教えるジョン(ヴィゴ・モーテンセン)は、過去に書いた小説をヒトラーに気に入られたことからナチ党に入党せざるをえなくなる。
平凡ながら家庭と文学を愛し、親友のユダヤ人モーリス(ジェイソン・アイザックス)との友情を大切にしていたのだが、ナチス入党により人生が一変する。
家族も友人も守りたいが両方は無理...ラスト追い込まれた先は...


原題『GOOD』はアホみたいだと思うし、まだ邦題の方が気が利いているけど、ジョンという人物が余りにも優柔不断で、善い人の仮面を被っているだけで、周りを幸せに出来なかった当てつけのように感じてしまった💦

良き家庭人ではなかったもの。
自宅に押し掛けて来た教え子と、2階に妻子がいるのに階下で身体の関係を持ち、結局、妻子を捨てて再婚する。母親も苦しんだ末に亡くなるし、友人は切ない😣
人柄は良さそうだけど、主人公に気持ちが寄せられなかったな〜😒


ヴィゴはブロンドの髪色に染め、金縁眼鏡がよく似合っていて、演技は良かったですが...

やっぱり私は作り物には気持ちが入らないのかな〜😏
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