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善き人のchaooonのレビュー・感想・評価

善き人(2008年製作の映画)
3.4
NTLive版鑑賞前に予習として鑑賞👀

ナチスが台頭していた1930年代のベルリン🇩🇪
自身の著書をヒトラーに気に入られたばかりに、ユダヤ人との友情や善き人であろうとする己の信念との狭間で苦悩を深めていく大学教授の姿を描くヒューマンドラマ🌀

英国の劇作家C・P・テイラーの舞台劇『GOOD』の映画化。

これは何とも捉えどころなくスルスルと流れていくような話だったなぁ🙄
ごく平凡な男があれよあれよという間に、ナチスに入隊し、自分の意思に反してユダヤ人を迫害する側の人間に気付くと成り果てているって物語とリンクする描き方なのかも🤔?

妻子がありながら教え子と親密な仲になっていく感じだったり、月日が流れていく描写で、急に時間がジャンプする感じも戯曲独特なものかなと思えた。

頭の中で音楽が鳴るって設定があんまり効果的に感じなくて、最後までモヤる🤔
ラストシーンのあの映像は??あれだけはリアル???

善き人なら妻から教え子に乗り換えないのでは?と思った時点で、入り込めず😇
他にも善き人とは??と思ってしまう行動も若干あったり。
善き人というよりは普通の人ってこと?
善き人だったはずが変わっていってしまう物語なのか。

いつもワイルドなん感じの役が多いヴィゴ・モーテンセンだけど、こちらではインテリで理性的な大学教授役でイメージ真逆だったから、それがなんともくすぐったく、そしてきっちり演じるから役者って凄いなぁと思った😌✨✨
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