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厳重に監視された列車の遊のレビュー・感想・評価

厳重に監視された列車(1966年製作の映画)
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隣り合うチェコとポーランドで同じ年に生まれたふたりの映画作家が、両者とも20代後半に童貞の性への目醒めという同じモチーフを使って脚光を浴びたの面白い 丁寧に積み上げたキャラクターやメタファーたちが活きるラスト 戦時下だけどゆるいわちゃわちゃがあるさまを描くのは「この世界の片隅に」を思わせるし、オリヴェイラのアレっぽくもあった

冒頭の「ボクのちょっとヘンな家族紹介」からすごく良い、ウェスアンダーソンとかジョンアーヴィング原作の映画とかに通ずる楽しさ
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