このレビューはネタバレを含みます
三部作完結。これまでと同様に聖典(易経)などからの引用をして怪物の神秘性を高めている。今回の敵は鳳凰をモチーフにしたイリス。それにしてもイリスの形態はグロテスクだなぁ。触手ウネウネの幼体からして女の子は絶対無理なタイプの生き物だろ。なんで平気なんじゃい。あの先っぽが口になってる所とか絶妙に気持ち悪い。成体もクロスジヒトリみたいで不気味。
一方のガメラは玄武としてそんなイリスに立ち向かう。度重なる襲撃にストレスが溜まっているのか、シリーズを追うごとにどんどん顔がイカつくなっている気がする。破壊の規模も桁違いになっていて、シリーズの最初から思ってたが、やはりガメラは人間という一つの種の味方じゃねえ。それでも女の子救うための再生した右手でのボディストレートはカッコよかったな。
なんか最終的なまとめ方はパッとしなかったがとりあえず良いシリーズでした。シンゴジラと違って詰め込み方もちょうどいい。