バリバリタンバリン

スティングのバリバリタンバリンのネタバレレビュー・内容・結末

スティング(1973年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー、キャラクター、音楽など非の打ち所がない名作。テンポも良く飽きないので、何回観ても楽しそう。
メインテーマは聞き馴染みがありすぎて、作曲されたのは1902年だがこの映画から大ヒットしたと知り驚いた。軽快な曲調が映画の雰囲気にマッチしすぎている。
ダイナーの女がサリノだというのは読めたが、FBIが仕込みだとは読めずラストシーンでちゃんとビックリした。誰が誰を騙しているのかがわからなくなるのが面白い。結局全部ヘンリーの掌の上だというのは嬉しい展開。
詐欺の手口やロネガンを嵌めるための準備も楽しく、基本的にコメディなので気楽に観れるのがいい。万人におすすめできる要素に溢れてる。アカデミー賞も取りまくってるしもちろん有名作ではあるのだけど、もっと誰もが知ってる名作でもいいレベルだと思う。