主演アンディ・ラウがあの趙雲を演じるという夢のようなキャスティングで、昔から好きな作品です。
架空の人物が重要な役どころを担っているので、三国志をちゃんと観たい人には不向きかも。
趙雲が劉備軍に志願してから、鎧を脱ぐまでがぎゅぎゅっと詰まっています。
私は昔から「趙雲」もしくは「趙雲子龍」ってよんでいますが、映画では「趙子龍」になってます。多分これが正しい呼び方。
阿斗を背負って戦う、有名なシーンがあります。『レッドクリフ』にもありましたね。
その後、常勝将軍として名を馳せ、あっという間に時が経って、70歳代に。ここからが作品の本題。
最後の対戦相手は曹操の孫娘、曹嬰。
ここは架空の設定みたいです。華が必要だったんでしょうか、演じるのはマギー・Qで妖艶さたっぷりの女優さん。
この曹嬰が、曹操の血をまんま受け継いでいて面白いです。
この二人を会社員に置き換えるとすると、定年間際のおじさん役員と、ライバル会社のZ世代女性社長ってとこでしょうか。
会社が乗っ取られるかどうかの重要な局面がなかなかの迫力でした。
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