たまたまソフィア・コッポラ監督の話題になり、『ロスト・イン・トランスレーション』よかったよねー、のあとに「この映画も好き」と言われたため履修することにした。
美しい5人姉妹の末っ子、セシリアが手首を切るところから物語が始まる。一命を取り留めるが、家に戻ると2階から飛び降りて柵に刺さり死んでしまう。という冒頭。
ティーンエイジャーの女の子は、10人に1人ぐらいの割合で希死念慮を抱えているらしい。キラキラ女の子の、そのキラキラした輝きは、なにでできているのだろう。と考えたときに、そういう側面もあるのかなあ、と想像した。
電話越しにレコードの歌詞で会話するシーン。なにあれ。すごくおしゃれで、すごくよいんだけど。
語りのバックとして、誰もいない部屋のカットをただ繋いでいる演出も美しくて好き。