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エンゼル・ハートのbarthelemyのネタバレレビュー・内容・結末

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

全てが伏線。
少し複雑。
そして映像が美しすぎる。
むしろストーリーに集中出来ないほどに美しい。

なめくじ。人は必ず跡を残す。

ゆでたまご
ルシファーの食べ方気持ち悪い。
人の魂の象徴、ゆでたまごをエグく食べる。

悪魔崇拝
キリスト教圏にいないから、
というか神道や仏教で悪魔崇拝みたいな事ってあるのかな、鬼を崇拝、となってもなんというか、八百万が神なので鬼も祀られているし、明確にこいつはダメ、という象徴がいない。むしろ一神教の反動で悪魔崇拝とか起こってしまうのかな、と。
心臓を食べる、とか逆六芒星とか、かなり厨二病を擽る演出が多くてカルト的なサスペンスである所以が知れた。

ルシファー。
目が光ったり、直接的な悪魔描写というよりはあくまでアル・パチーノという人間なのだがとても悪魔的だ。
似た作品に、コンスタンティンのルシファーもいる。彼もとても良い。裸足に白スーツの。

魂を売る。
魂を売ったからこそ、
エンゼルのハートを食べた、悪魔。
だからこそ死ぬことなく?永遠にルシファーに付きまとわれるし、エレベーターで地獄に堕ちる。

螺旋階段、換気扇
廻る演出が多い。絵がカッコイイ。
回る、というのはどのようにも解釈できる。今回は、自分のしでかした責任を自分でとる、自分に回ってくるのかなと思った。

エレベーター


鏡を割る、というのは自分の罪、自分であることをを認めたくないということ。

エンゼルハートという意味
自分は殺されている(心臓は)。
自分を殺した人になって、人を殺している、というのが面白い。

自分に殺される

目の色。
孫とルシファー
指☝️
赤ちゃん、ルシファーと契約した自分の孫なので、その血があるのかも。ラストのフッとした目の悪魔、ヤギの演出だが、ゾクッとした。
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