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13日の金曜日PART2のkojikojiのレビュー・感想・評価

13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)
3.2
No.1723 1981年アメリカ映画
監督はスティーヴ・マイナー。第1作とは違った監督だ。この監督は3まで撮っている。

前回の主役アリス役のエイドリアン・キングがこの映画のオープニングから登場して、これは完全な続編だと思ったいたら、すぐに殺されてしまい、話は続かなくなってしまった。「スクリーム」のようにシリーズ化するなら主役は変わらずどこか繋がりはつけた方がいいと思うのだけど。何故彼女を殺さなければならなかったのか?監督も変わることだしということか?これは意味不明。

そして、話は、クリスタルレイクでの連続殺人事件から数年後。
再びキャンプ場を開くために集まってきた若者達たちが、また次々と謎の殺人鬼に殺されていく。正直、若者達が何故集まるのか不思議なのだけど。
殺人鬼の正体は、やはり、かつてその湖で溺れ死んだと噂されたジェイソンの成長した姿だった。

今回はジェイソンがしっかりを正体を表すものの、その姿は布切れを被ったただの病人。これはいただけない。何かを思い出していたのだが、終わる頃になってやっとわかった。「エレファントマン」ではないか。

ところで、前回も書いたが、この手の映画は
何故逃げることしか考えないのだろう?
反撃をしようとしないのか?
チャンスは何度もあったのに。

と思っていたら、ちゃんと今回は最後に反撃した。それは満足とはいかないまでも、及第点だ。

トータル的には、第1作と比較すると第2作が落ちる気がする。特に前回の殺害シーンで、ジャック役のケビン・ベーコンの惨殺のシーンが、鮮明に記憶に残ったが、今回はあまりパッとするシーンかなかった。
相変わらずお色気の風は振りまいていたが。

ここまでの評価では、私は「スクリーム」の笑いの方に軍配をあげる。
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