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13日の金曜日PART2のRのネタバレレビュー・内容・結末

13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

1981年のアメリカの作品。

監督は「フォーエヴァー・ヤング/時を超えた告白」のスティーヴ・マイナー。

あらすじ

前作の悲劇から数年後の1985年。再びクリスタルレイクキャンプ場に指導員候補生の若者たちが訪れる。指導員たちの間でジェイソン伝説が噂される中、遂にジェイソンが伝説通り、やってきて若者たちを殺し始める!

U-NEXTにて、オリジナルの一作目を観たので、じゃあ今回もシリーズ通して観てみようということで、ようやく2作目鑑賞。

お話はあらすじの通り、続きものらしく、冒頭は前作最後の生き残りであったアリス(エイドリアン・キング「キラー・セラピー」)が再登場。やはり前作の惨劇を経験してか、生き残った後も悪夢にうなされているようで、可哀想。で、なるほど、今回はこのアリスも絡ませて再び…と思ったら何者かによってあっさり殺されてしまうというなかなかびっくりな始まり方。

そして、そんな冒頭からいきなりのタイトルに爆発エフェクト、ボカーン!!

なんか、すげぇバカっぽい笑。

で、舞台は再びクリスタルレイクキャンプ場(の近く)。今回は前作に増してかなり指導員の数が多く、指導員をまとめるリーダ格のポール(ジョン・フューリー「殺人なんて些細なこと」)や今作の主人公兼ヒロインのジニー(エイミー・スティール「キラー・プッシー」)をはじめ、コメディリリーフのヒョロガリ(ただし脱ぐとめっちゃシックスパック!)、ピタTヘソだしのセクシーガール、そのセクシーガールを狙うイケメン、車椅子のスポーツマン、そのスポーツマンを狙うキュートなガールなどとそれなりに個性も豊富。加えて、それ以外のモブも結構いて、以降の処理どうするんだ?と思ったら…。

で、前半は前作と同じく指導員たちのリア充バカンスの模様がゆったりと描かれる。今回は人数が多い分、カップルも多めでそこかしこでキッスやSEXかますお盛んな感じがまた若さ迸る感じではあるんだけど、その中でも前作でも印象的だった殺人者目線が入ってきたり、森の探索中になんかよくわからん「動物の死骸」があったり、見回りにきてきた警察官を殺したりと不穏さはちらほら。

で、夜な夜な、焚き火を囲んでリーダー、ポールがジェイソン伝説のお話を皆に聞かせた後に、遂に満を辞してジェイソン登場!!

前作を観た人ならもちろん知ってると思うけど、前作ではジェイソンそのものは出てこず、指導員たちを殺していくのは彼のお母さん(ベッツィ・パルマー「封印殺人映画」)。ということで、正確には本作からようやくジェイソンが登場するわけなんだけど、テーマソングである「チッチッチ!ハッハッハ!」のBGMと共に背後からそおっと近づいて逆さ吊りになっているイケメンの喉元を掻っ捌いたり、SEX途中の男の背後からグサっとやって女ごと串刺しにしたり、車椅子のスポーツマンの顔にナタを刺して階段から「蒲田行進曲」ばりの階段落ちをさせたりとこちらもお母さんに負けず劣らずのパワフルプレイ!!

ただ、ジェイソントレードマークのホッケーマスク姿では出てこない。というよりか、終盤に至るまで主観映像だったり、影での登場はあっても全体像はわからないまま進んでいくんだけど、ようやく見れたその御尊顔はホッケーマスクではなく、ずた袋笑!!服装も青のチョッキ姿で袋から覗くつぶらな目がとってもキュートだった。

で、そんなプロトタイプジェイソンとクライマックスではジニーが戦うんだけど、なんか前作以上に暗闇の中で命懸けの追いかけっこをしていて、まんまdbdだなぁw発電機が出てきても何らおかしいことはないw

まぁ、それというのも割とジニーに反撃されて「うっ!」となったり、追っかけっこしてても見失って「あっ!」となったりと程よく人間味が感じられるからなんだけどw

ただ、舐めて観てたら最後は前作よろしくの最大のジャンプスケアがあって、薄々わかっちゃいたけどここはジェイソンの素顔もはっかり見える形もあってやっぱ怖かった。

まぁ、ただ全体的に観ると前作以上に間延びしてはいたかなぁ…。各人の退場も生きてるのか死んでるのかよくわからないし、なんつーか雑。あと結局、別行動でクラブでどんちゃんしてたムキムキコメディリリーフとモブたちは無事だったってことだよね?だったら初めっからもっと少なく設定しておけば…。

まぁ、何にせよ、ようやくジェイソン登場とあって少しテンションは上がる作品でしたw
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