天才科学者によって生み出された両手がハサミの怪物。愛する人を抱けない彼は以下にして愛を手に入れるのか。
両手がハサミの怪物が人の心を獲得していく物語。
『フランケンシュタインの怪物』のように生まれてきたシザーハンズ。生まれて直ぐに博士が死んでしまったばかりに常識を知らずにひとりぼっちなのが可哀想…
おばちゃんに見つけてもらってからは楽しそうに暮らしてたのがホントに良かった。むしろ、芸術方面であれだけ才能を発揮できるとか羨ましい。
だからこそ、ラストにかけて言いがかりのように汚名を着せられるのが残念でしょうがない。シザーハンズがシャツをビリビリに破ってしまうのは仕方のないことだったのかな。せっかく、人間の生活に慣れてきてたのに。結局は怪物を生み出すのは人間で、そこは『フランケンシュタインの怪物』と同じなのかな…