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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)のNのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

安定した面白さのこだま監督作品。
何故か毎回、瞳の中の暗殺者と記憶が混じってしまう映画。

小五郎の身近な人が襲われる事件が起き、被害者の名前の中に含まれている数字と順番、刑事時代の小五郎が関わった事件との繋がりが判明して…そこから事件が展開。

公開当時に見た時、目暮警部や阿笠博士、妃が命を狙われる展開にハラハラして見てたのを覚えてる。

犯人のミスリード、被害者の名前の中に数字が入っているなど、ミステリーとしてもしっかりしていた。
途中まで一人ずつ丁寧に始末していった犯人が最後だけ急に爆破展開になったのは面白かったが。

妃弁護士めちゃくちゃ良い家住んでるな…。
ヒロインの父母が別居してる、かつ互いの生活レベルが全く違うってのはよくよく考えるとなかなか複雑な設定。

墜落しそうになったヘリの操縦を行うコナン。
小学校へ不時着からのヘリ爆発はもう事件というよりはテロ。確実に警部はマスコミに叩かれる。

小学一年生がヘリの操縦はガキの頃習ったんだというパワーワード。
急いでいたとはいえ、何故ヘリの操縦できない目暮と小五郎二人で護衛として乗り込んだのか。

味覚障害になってしまった事や、パーティでお玉とブタのピンバッジつけられて馬鹿にされてブチ切れて復讐に至るのはわからなくもない。
ただ、目薬取り替えてヘリ墜落させてやろう、海底レストランに爆弾取り付けて皆殺しにしてやろうは発想がヤバすぎて笑う。
公開当時はソムリエの知名度や地位がそこまでだったのかな。

水中で車の下敷きになった蘭を助ける場面で、しまった、靴が挟まった!で車に足が挟まるのはコナンくんうっかりすぎて笑う。
そういやこの映画で蘭と新一(コナン)人工呼吸という名のキスしてたんだよな。

過去の事件で妃が人質に取られた際に、何故小五郎が妃を撃ったのかの理由がラストの伏線になっているのは好き。
そして殺されてしまったが、実は改心していて出所後小五郎に挨拶に行こうとしていた村上丈いう可哀想な男。

2024
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