FREDDY

呪怨 白い老女のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

呪怨 白い老女(2009年製作の映画)
1.4

このレビューはネタバレを含みます

この世に強い怨念を残して亡くなった女性が、その呪いを人々に播伝させる恐怖をオムニバス形式で描いたホラー作品『呪怨』の制作から10周年にあたる年に、『呪怨 黒い少女』とともに公開された本作なのだが、今作は怪談新耳袋シリーズの「姿見」に登場したバスケットボールおばさんをメインとした物語が紡がれており、言ってしまえば「呪怨」ではないですね。そして、バスケットボールおばさんを主軸としたことで、彼女の個性的なキャラクターや独特なルックスから"ホラー"と言うよりは"コメディ寄り"となってしまっていて恐怖心を全く煽られませんでしたし、柏木あかねを演じた南明奈をはじめとしたキャスト陣の演技の酷さも際立っていて、学芸会レベルのホラー・コメディ風コントを見ているような、何とも残念としか言いようのない作品でしたね。説明不足で腑に落ちない点が多々ありましたし、何よりも映し出されるものに面白みがなく、結局何を描きたかったのかがいまいちピンとこない。とにかく内容が極薄で途中で何度も飽きてしまいました。「呪怨」シリーズに名を連ねる意味すらもわかりませんね。
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