FRANCIS

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のFRANCISのレビュー・感想・評価

3.1
激動のクローン大戦開幕編。

前作の10年後、成長したアナキンとパドメ。前作でアナキンを演じたジェイク・ロイドは降板し、ヘイデン・クリステンセンに交代。

アクションシーンの見せ場は増えたが、ストーリー面や演出面での稚拙さも所々目につく。

仕事人間のルーカスが語る愛のテーマは不慣れさに満ちている。また、現代的で複雑な若者像を描こうとした演技を志向したヘイデンに対して、幼さを残したように演じるように命じたルーカス。パドメがアナキンに惹かれていった理由が顔意外に思い当たらない..

クローン大戦になかなか至らない前半のテンポの悪さは否めないものの、後半の畳み掛けるようなアクションの連続、メイス・ウィンドウの紫のライトセーバーには胸踊らされる。

ジョン・ウィリアムズの音楽は『帝国の逆襲』以来の力の入りようで、本作の愛のテーマ、『Across the Stars』は、切なく美しいシリーズ屈指の名曲である。
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