遂に明かされる、ウルヴァリンの壮絶なるオリジン。
前作で最も強い印象を残した、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンにより焦点が当てられた第二弾。
ミュータントを憎む第三の敵ストライカーを前にした、プロフェッサーとマグニートーの共闘。脱獄作戦に挑むミスティークの活躍が目覚ましい。
ラストバトルはウルヴァリンとレディ・デスストライクの爪vs爪の一騎討ち。アクション自体の新鮮味はあったものの、全編を通じて個人戦が目立った印象。
湖に消えゆくジーン・グレイの悲壮感、ダーク・フェニックスへの変貌を予期させる不死鳥のシンボル。
瞬間移動するナイトクローラーの特撮技法など、ブライアン・シンガーのケレン味の効いた演出が効いた旧シリーズ屈指の佳作。