このレビューはネタバレを含みます
生まれてはじめて”戦争映画”をまた観たい!と思った
前半はあまりにひどい口の悪さにドン引き…
フッキンテンポッ!よりも恐ろしかったし
これが延々と続く
すぐに兵士に仕上がるのが戦争映画のお決まりだがこの作品はしつこい
まだ?まだやる??とどんどん嫌になってくる
ドーナツでの笑いは秀逸
鑑賞後に有名な微笑みデブという愛されるキャラだと知った
トイレを掃除するシーン、夜の窓から差し込む光の美しさ、そして狂気にホレボレ
独特の台詞がネイティブじゃないので細かくわからないのが、くやしい
おしゃべりばかりというかはじめからそうだったんだけど無駄な会話しかしてない
もちろん無駄ではないんだけど、共感させないような、会話
戦場のシーンは手に汗にぎった
そこに一緒にいる気持ちにさせるからすごい!
モンハンで広いマップを走り回ってモンスターに追いついたら戦闘の音楽がかかるんだけど、なんかいいなって思ってたんだけどキューブリックがもうここでやってた。笑
この映画かっこいい!
音楽も映像も!
映画を見慣れると次のカットが頭の片隅に浮かぶことがあるけれど
キューブリックは当てはまらないから楽しい
生きるか死ぬかの戦場にあんな楽しい音楽で撮影してるのを撮影するだなんて!
一人一言のところ面白かった
無線機を使うところは
おいおい不用心にも程があるぜとつっこんだが、すぐにしっかり撃たれたのも意外で驚かされた
ここで急にすごい涙でたんですよ自分でも驚くくらい
ジョーカーにギュッてされる少しまえ
”戦争” 意味をこの映画で知ったというのは大袈裟かもだけど
ただ、殺して、死ぬことなのか???
スナイパーの正体には驚きました
どうして男の大人兵士だけが戦場にいると思っていたのか、まさか子供だなんて女の子だなんてありえないと受け入れたくないのか、頭ゴツーンやられました
これは、間違っているとか
なんでこんなことにとか
そんな台詞がこの映画にはない
人を殺して当たったと喜んだり、死体に服着せたり、ミッキーマウス歌ったり
自由か命か
この台詞がいちばん好きだった
頭には殺し、胸に平和
ジョーカーが言う、わかりません!