もうな！こういう作品を真のポンコツ言うんやろな！って作品

国々の代表となった娘達がそれぞれの国の覇権のために玉集め大会で競い合うよ、って話
玉転がし大会じゃないのが残念！

いや、タイトルやジャケからして面白くないのは容易く察することのできる作品ですがね…
キャストを見てください
松岡茉優に武田梨奈！
観ないわけには…いかんでしょうよ！

もうな始まった途端に違和感しかない
まずはアニメの日本昔話を思わせるナレーションベース
この不可解な世界の仕組みも登場人物紹介もそれぞれのキャラクターの心情までもキレイな声のおばさまが解説実況してくれるんでおいてきぼりにされる心配はありません
最初から最後まで絶える事なきナレーションベースなんでもう映像なしに朗読でよかったのでは？ってなる

SFの要素が強いのでCGも多用されているのですがセガサターンかプレステの最初のんくらいのクオリティの低さ
え、何年前の作品よ？ってなる、ちなみに6年前、プレステなら3出てるよな？

最大の悪手、武田梨奈早々に死亡！
空手無し！見せ場無し！
いやいや梨奈ちゃんのアクション見たくてこちとらこんなへっぽこ映画に手だしてんねん！
まぁ、無名時代の作品ですかんな…監督か制作側か知らんが見る目がなかったと諦めましょう
しかし、ジャケの梨奈ちゃん主人公の次くらいに大きく写ってんけどな…

唯一の救いは茉優ちゃんの出番がそこそこあったことか
まだ中学生くらいと思われる茉優ちゃんは若手演技派と言われる今ほど洗練されてはなかったがそこかしこに松岡茉優の演技だ！と思わせる仕草とかがあって可愛らしかったです

ってなわけで茉優ちゃんのまだ幼さの残る演技がみたいロリコンと、中学生くらいの女の子たちがコスプレしてあーだこーだするんをみたいロリコン以外は本作観るより鼻糞丸めてピカピカのお団子作った方がぜんぜん有意義な時間を過ごせると思います
茉優ちゃん大好きなロリコンでさえこのスコアですかんね

ってレビューしてる側から駅の構内に茉優ちゃんの写る大きなポスターが！
立派に育って…シミジミ

これは厳しい。最初の１０分でめげました。映画というよりゲームのＰＶを見せられているような画面作り。

１５歳の松岡茉優さんを探して、この時から茉優さんの演技っ！台詞回し！って感じを楽しむことにしてしまいました。

ごめんなさい。

マイナー美少女映画発掘シリーズ。
国を代表する12人の少女戦士達が、塔の中に隠された６つの宝玉を奪い合う。デビュー間近の松岡茉優や武田梨奈といった、後の有名女優も出演している。

ここの少ないレビューでもかなり酷評されているが、自分はそこまで観れない映画でもないかなと思った。確かに全体的に妙に映像が暗くてよく見えないといった技術的な点や、メインとなる宝玉の配置が適当すぎて全く面白みがない、という問題点はあるものの、こういったバトルロイヤル的な題材としてちゃんとシビアな命の奪い合いをしていたのは良かったと思う。
戦闘シーンのCGも予算を感じる低クオリティだが、ダラダラとチャンバラを引き延ばさず、含み針や鞘の投擲といった飛び道具的なカットを挟んでテンポを繋いでいて、ちゃんとアクションを演出しようという意志は感じた。

12人と多い少女達に関しても、ナレーションで1人1人説明があり、キャラごとの見せ場もあるので印象に残りはする(当然中にはあっさり退場していくパターンもあるが)
特に松岡茉優は12人の中でもとりわけコミカル寄りなキャラを演じているが、他の少女達と比べてもキャラの引き立て方が段違いに上手く、後に繋がる片鱗を感じた。
個人的には、忍者っぽい悪役少女が含み針を自分で飲み込んで自滅するとかいう間抜けすぎる死に様は笑った。

アクションのクオリティとかは限界があるにしても、宝玉を手にするための試練とか奪い合いの複雑さとかでもっと面白くできたと思うのでそこは残念だが、頑張ってる方だと思う。

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