ウエディングの作品情報・感想・評価

「ウエディング」に投稿された感想・評価

ちろる

ちろるの感想・評価

3.7
豪華な教会のオープニング。上品そうな話だとおもったけど、初めから若干コメディ?ってな感じが見え隠れしてくる。
そして思った以上にカオス。いや、完全にカオスな結婚式に発展していき、アルトマンの描く「こんなウェディングはやだ!」的なはちゃめちゃ群像劇。
いや、面白かったです。
ただ割と群像劇は大好きなの方ですが、流石に40人というあまりにも多すぎる人数に収集がつかない!はじめは髪型、ドレスの色とかでなんとか覚えて、会話から関係性を把握しようとやり過ごしたけど、脚本が良いのかいつのまにか人間関係が自然とパズルはめるようにだんだんとはっきりして来て、そこからはちゃんとストーリーに集中できるようになりました。

とある豪邸で開かれたその家の孫の結婚式。いわゆるハウスウェディング。
教会の挙式からみんなが到着する寸前、新郎の祖母であり、この豪邸の女主人(リリアン ギッシュ)が逝去するが、医師と看護師で式が終わるまでは隠し通すことに、、、
因みにこのことがけっこうすごいエピソードだからそれをメインにしてのドタバタが始まるのかと思いきや、、
途中から女主人の存在忘れてしまうくらい、色んなことが起こりまくる。親族全員が割とゲスが多くてこんな一族潰れてしまえって心から
思う。
素敵な豪邸を舞台に、人間の醜態むき出しなめちゃくちゃなウェディングパーティーの中で割と平和そうに見えたのは、裏庭でこぅそりマリファナ吸ってた男女のシーンだけ。。
始終不気味なメンヘラ姉のミア フォローの存在感がナイスです。
そんな風に思ってしまうほどのカオスな状況を知らぬまま、亡くなった女主人はほんとにラッキーだったねと言いたくなる、そんな愚かな一族のウェディング観たい人は是非!
紫色部

紫色部の感想・評価

3.5
2017.9.9 BS

アルトマンの圧倒的な交通整理力に脱帽。リリアン・ギッシュの「存在感」も、唐突なゴダールの『軽蔑』みたいなショットも最高だし、フェリーニのような祭りの後感溢れる余韻も清々しい。
『ロング・グッドバイ』で好きなロバート・アルトマン監督作品。
『マッシュ』のときは、ベトナム戦争の基地が舞台で、よく分からないまま、少々不快感で終わってしまいましたが、
今回は結婚式の1日が舞台で、最後にはアルトマン監督は奇才だなぁと思わされました。

群像劇。新郎新婦と両家の親戚が一堂に会し、それぞれの秘密がどんどん明らかになって、目茶苦茶な混沌になっても尚、破天荒が続き…。

始めの2/3ほどは状況に馴染めなくて、ただ見ているだけでしたが、後半には物語の世界を楽しんでいました。登場人物の誰にも共感できないのに、納得できる。
一回の鑑賞では、登場人物も多く掴みきれない部分もあるし、こういう混乱から得る感覚もまた映画の楽しみ方だと思うので、時間を置いてから再び鑑賞したい作品です。
金持ちの結婚式を舞台に繰り広げられるシニカルな群像劇。

異常な程多い登場人物たちにそれぞれ奥行きがあるのがすごい。アルトマンの群像劇は人を観るだけで面白いし、それを観るためのものだと思う。
まつこ

まつこの感想・評価

3.5
「こんな結婚式は出席もイヤだ!」な一作。

相変わらず登場人物が多い。
結婚、急死、妊娠騒動。ガチャガチャしているのにまとめて締めるところはやっぱりさすがのアルトマン。オメデタイ席だけど肝心の中身はどうなのかしらね?と皮肉で切り込んでくるのがニクイ。

個人的にはリリアン・ギッシュの寝顔だけで幸せになれる!でも、もうちょっと彼女と過ごしたかったな。
DVDゲットしたので再見。
ほんと好きな映画!

とにかく、とにかく登場人物が多い。結婚式の参加者全員にスポットライトあてる勢い。48人もいるらしい!
誰が誰だかわからせつつ、全員ちゃんと生きてるしキャラクターがあって、、ストーリーがあって、、それをまとめてくるのはんぱないー。ていうかただ結婚式にいる人たち(みんなクセつよくて問題あるけど)を撮ってるだけでこんなおもしろいの最高だわ。
初めて観たとき衝撃うけた。

花嫁のお母さんと親戚のおじさんの禁断の関係がいちばんお気に入り。ダンスからの庭シーン何度観てもおもろい。
マト

マトの感想・評価

3.4
群像劇ってことで登場人物多すぎてつかみどころのないまま進んでいくんだけど、終盤にはなんとなくうまいこと収束するという、やっぱこういうのって腕なんだろうねぇ。
自分がもし神様だったら騒々しくて右往左往してるこういう人たちを見て間違いなく「うん。滅んでいいよ」ってなりそうだけど、それでもほんのちょっとの憎めなさとか可笑しみもあるから、このままもうちょい眺めてようかなって気にもなる。そこらへんがね、じつに秀逸に作られてるなぁと。
結婚式を描きながら家族解体にもっていくアルトマンの皮肉。カエルのいたずらを仕掛ける前に『吸血の群れ』の会話。アルトマン映画お得意の頭の弱い女性はミア・ファロー。マモーのようなリリアン・ギッシュ。気持ちが入りすぎてジェラルディン・チャップリンがキスをしてしまうあたりから映画が急激に動きだす。悲劇でも喜劇でもなく、これから先もそれぞれ抱えていく(続いていく)人生。「結婚式」を撮っているワイズマン映画ぽい感じも所々する。
マ

マの感想・評価

3.9
多すぎる登場人物。例によってまとまったんだかまとまってないんだか分からないようなラストだけど笑えた。スペイン語で喧嘩して勝手に仲直りする兄弟と、無口でも場を乱しまくるミアファローが他のどの役よりはまってて印象に残った。伊丹十三の『お葬式』の舞台を結婚式に変えたような感じ。
Hachi888

Hachi888の感想・評価

2.0
簡単に言うと、上流階級の結婚式の一部始終を公にしている映画でした。

年代も年代なので、理解出来ない事情もしばしば。

何を伝えたいのか全く知る事が出来ず、、、(気がついたらいつの間にかエンドロールでした。ごめんなさい。)

人間観察している様でした。
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