1960年代、男女の格差がまだあからさまだった頃のNYが舞台。
「女性に恋愛は不要！ 男に振り回される人生とはオサラバ！」という指南書を書いてベストセラー作家&女性解放のパイオニアとして人気者になったバーバラと、プレイボーイの売れっ子ジャーナリスト、キャッチャーの恋のかけひきを描くロマンティック・コメディ。
舞台が60年代なのに加えて、衣装も美術も音楽も演出も、すべてが60年代シネマを意識していてめちゃめちゃ可愛い！
レニー・ゼルウィガー可愛すぎ。ユアン・マクレガーのプレイボーイ役も意外に感じたけれどキマってる。
ラストで2人の歌とパフォーマンスも見られる。ユアンの歌声大好きだからそれだけで評価アップ笑
音楽いいなー、と思ったら好きな作曲家マーク・シャイマンが手掛けてた。（有名どころだと舞台&2007年版映画『ヘアスプレー』とか『天使にラブソングを…』シリーズとか）好きなはずだわ。
主人公2人に加えて、仕事仲間カップルの恋路もコミカルで楽しい。
ALLカワイイ演出で目立たないけれど、男女平等を前面に押し出したストーリーなのが2000年代ロマコメとしては異色でなかなか面白かった。
※ちなみに原題『Down with Love』でAmazon primeでも観られます！
画面が可愛く気楽に観られるのでロマコメ好きな方はぜひ！
（追記）
ペイトン・リード監督ってMCUの『アントマン』シリーズ2作監督してるのね！ わー、好き！
