このレビューはネタバレを含みます
作品の大部分がショボくても
ラストがスゴくて有名になった映画って
今までにも結構観てきた方だと思うんですが、
その中でもかなり
下の方を行ったなぁ…って映画でした。
作品の名前は前からよく聞いてたんですが
奥野さんとか水澤さんとか
現在進行形の邦画界において
なかなかの位置にいる俳優さんたちの
文字通りの出世作だったことにはビックリ。
１人だけ売れたとかならよくあっても
２人も売れっ子になってるのはスゴいな。。
中盤のラップ披露をあの場に組み合わせたのは
面白いなーって思ったけど
あとはそこまで面白い展開がなくて、
ラストの長回しなんかも自分的には
こう言っちゃなんだけど過ぎるんですが、
普通にプロのラップ見てる方が盛り上がるので、
いや素人がラップしてるからこその
あのラストやろ！っていうド正論は置いといて
全然ココロに来るものがなくて
これだけはもう相性の問題だなと諦めました。
字幕がなくて
６割なんて言ってるのか分からなかったのも
若干のマイナスポイント。
ラストのラップは明確に聞き取れたんですが、
他は結構厳しかったです。
主人公とみひろさんの関係性に
発展がなくて、好みな展開じゃなかった。
ラストには多少の唐突感を抱きましたが、
まぁ振り返って終わるっていうのは
全然終わり方としては悪くないと思う。
ただあの唐突感は全然否定できない。。
評判ほど響くものを得ることはできず
ちょっと残念。
ありがとうございました。
