そーる

真実の行方のそーるのネタバレレビュー・内容・結末

真実の行方(1996年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

久々の法廷ものです。
この時代のリチャードギアは良いですねえ。
にしても上流階級のホワイトカラー役が本当に似合う。

本作の肝は、二重人格が判明した被告人を罪に問えるか、という部分ですよね。
結局のところ彼は二重人格でもなんでもなくて、
ただ恨みを晴らすために残忍な犯罪を犯した犯罪者でした。
きっと父親も殺したのかもしれないですね。
リンダの処遇は出てきませんが、彼の発言からするに死んでいるでしょう。

にしてもカトリックの司祭が小児虐待、性虐待をしているというテーマはよく映画になりますよね。
実際現実にもかなり問題になっているのでしょうか。

無罪を勝ち取ってしまった主人公が法廷の裏口から出てくるシーン、
いかにも『真実の行方』というタイトルが合います。
彼は病院から出たのち、どうなってしまうのでしょうか。気になります。
そーる

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