いぬ

真実の行方のいぬのネタバレレビュー・内容・結末

真実の行方(1996年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

エドワード・ノートンは色んな映画でよく観かけるけど、本当いつも嫌な役やってるね。
アーロンは儚げで常に「?」みたいな顔して可愛かったけど。。
初めてロイと変わるシーンの目つきがヤバすぎて何回も巻き戻して観たし好きすぎて画像検索して保存した。
観る前に『エドワード・ノートンの演技が凄いと話題に…』みたいなの見て、途中までいつものノートンじゃないか。と思ってたら、成る程…デビュー作でこれは売れるに決まってるわ。。になった。ロイとの切替わりが本当に華麗で何度も見たい。更にラストのロイ寄りの彼もまた違う人格に見えた。気弱で純粋なアーロン、短気で暴力的なロイ、外道でクズな彼、の3人を演じているように見えた。表情が全然違う。ほんと凄い。
あと色んな映画で見れるノートンの暴言・暴力シーン好き。弱そうな顔(ごめん)だからギャップが気持ち良い。
今まで「よく見かける俳優」としか思ってなかったけどこの作品でファンにクリップさせて頂きました。。

ただ、デビュー作がこれで、からのファイトクラブ、ハルクは流石に二重人格のイメージが着いちゃって「エドワード・ノートン主演」ってだけで既にネタバレになってた時期あるんじゃない?と思った。

内容の感想としては、面白かった!集中して観れた!けど、色んな映画観てると何となく展開読めてしまうな〜感はあった。
でも当時はかなりの衝撃作だったんじゃないかな。
『情婦』とか『ピエロがお前を嘲笑う』を思い出した。

ラストの「ロイは最初からいなかったわけか」「いなかったのはアーロンだよ」的な会話からの、リチャード・ギアが法廷から去るシーンの逆さになるカメラワークが、物語が覆ったのを現してるのかな〜と、印象的だった。
いぬ

いぬ