KenzOasis

真実の行方のKenzOasisのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
4.5
これは傑作。独立した、公平公正な立場での判断を求められるはずの法廷で絡み合う人間の思惑を描いたサスペンス。

ローラリニーの立ち位置が、派手さはないものの複雑な心境を拭えない人間らしさを表しているように思えて、わかりやすかったです。
タバコ吸う姿もカッコよかった。

リチャードギア演じる目立ちたがりだが腕は確かなマーティン弁護士、おちゃらけてるようで強い信念があって途中からめっちゃカッコよくなります。

自信に満ちた明らかにモテる雰囲気も似合ってるのでそのイメージが先行するけど、ばちっと役にはまりこんでいってた!

本作デビューで最重要人物のアーロンを演じたエドワードノートンはもう、語らずとも。
何こいつ(失礼)ってなるくらいに、実力を遺憾なく発揮しとりますね~。見事すぎた…さすが。

予備知識なく観てほしいオススメ作ですね。
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