なちゅん

真実の行方のなちゅんのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
3.9
演技派ばかりが揃う傑作。
ストーリーも途中までは読めたものの、最後の最後に「あっ」って。読めるけど面白いわ、って余裕かましてた足元を掬われる形に。公開から何年経っても面白いものは面白い。
まだ観てない人にはこれでもネタバレになりかねないのでこの辺りで。

リチャード・ギアもローラ・リニーもフランシス・マクドーマンドも良いんだけど、若きエドワード・ノートンの演技がもうピカイチに輝いてて、「そりゃ出世作だわ、引っ張りだこになるはずだわ。」って思った。繊細で危うい役を何とまあ見事に演じること。ハルクもだけど、彼のこういう演技めちゃくちゃ好きだなあ。
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