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ユマニテの堊のレビュー・感想・評価

ユマニテ(1999年製作の映画)
3.8
博物館で館内の説明をガン無視して気まずくなるやつ、小学校の時とか思い出させてくれてよかった。鑑賞者に個人的な記憶を想起させるような長さで楽しい。犯人はマジで唐突で面白くもなんともないんだけれど浮遊シークエンスがよくできた52ページの短編のようで。あと下で誰かが喧嘩してるぞ、も一瞬で気まずさが戯画化される面白さ。そこそこ面白いクローネンバーグみたいな露悪さだなって思ったらクローネンバーグが審査員だったんだ。
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