オーウェン

卒業の朝のオーウェンのレビュー・感想・評価

卒業の朝(2002年製作の映画)
3.2
いかにもな感動ドラマを感じさせるジャケットの写真。
教師ものはいつの時代でも変わらず、生徒と教師の交流は印象深い。

ところがこの作品はある問題児に振り回された時代と、それから25年後の教師と生徒であった人間の再開を描く。
ここには教育の無意味さを容赦なく突きつける厳しさがある。

だが変わらない者もいれば、変わる者もいる。
それでも教育者は素晴らしいと云うメッセージは、やや強引過ぎて心には届かない。
これなら25年後の部分は必要なかった気がしないでもない。
オーウェン

オーウェン