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ヴィデオドロームのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーが難しくてなんとなくしか理解出来ていなかったものの、それも気にならないくらい特撮のクオリティが凄くて後半は特に楽しめました。
ビデオドロームに支配されていくにつれて恐ろしい幻覚が現れたり全ては仕組まれた罠だという事実や、後半は利用されて人を殺し自殺をするというバッドエンドも最後の最後までビデオドロームが恐ろしい存在で終わるのが良かったです。
世界観の独特さが特に面白く暴力ビデオの不気味さや幻覚のインパクトなども印象的で、18禁四次元ポケットやガッチガチに固定された銃、撃たれた死体から中身が飛び出すシーンや呼吸するビデオとテレビ、ラストのテレビから臓物が飛び出す演出も迫力があり楽しめました。
実際何を言ってるのかわからない殺人鬼などもこういった世界が見えてるのかなと思うと、たかが幻覚されど幻覚にも思えてより恐ろしかったです。
グロテスクな演出が特に魅力的な、不思議とのめり込める作品でした!
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