shihonnneko

ヴィデオドロームのshihonnnekoのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

指で弾いたらテレビが消えるという、最初のシーンから演出が凝ってて好きなタイプの作品だなと思った。マゾの女が映ってるテレビをムチで打ったり、グロテスクなシーンから急に陽気な躍りの場面に変わったりと笑ってしまうシーンがちらほら。自分と監督の発想が似ていたのか、物語をすんなり理解できて、自分の脳で考えられることの少し上を見せられてるようで、かなり頭の体操になった。最後のセルフ連れ自殺も見たことない終わらせ方で、斬新な映像表現がいっぱい見れて嬉しい。ごちゃごちゃ語ってるわりに満足感は薄い。心を動かされる映画というよりは恐ろしく感心する映画だった。
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