トルーマンバロウズ

ヴィデオドロームのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.5
テレビ局の社長マックスはセックスと暴力を売りにした過激な番組にこだわっていた。
そんなある日、マックスは謎のヴィデオドロームという番組の存在を知り・・・・。

ジェームズ・ウッズ主演のとあるビデオを見たことで現実と幻想の間で苦悩する男を描いたカルトホラー映画。
リック・ベイカーが特撮を担当しているだけあってテレビの中に頭がめりこんだり銃で撃たれた男の末路などグロテスクな描写にかなり気合が入っている印象でそこは素晴らしかった。
ただストーリーがやや難解で主人公と同じく視聴者も現実と幻想の境界が曖昧になってくる展開である意味面白かったが純粋な娯楽モノとして見るには少し微妙であった。
全体的にストーリーは難しかったが特撮は80年代らしさ溢れる良作だった。