このレビューはネタバレを含みます
宮﨑あおい出演作を観る第20弾。
宮﨑あおい×西島秀俊というご褒美のようなキャスティングに、2人が演じるキャラクターの重ための設定、しかも、スピッツの曲が全編を彩る•••なんて聞くと私好みな感じがとてもするんだけども、これはなかなかの怪作というか•••。
俳優陣はみんな素晴らしいし、西島秀俊演じる博士が実家に帰る時の狂気はなかなか見応えあったんだけど、いかんせん演出がヤバい。
この題材でもっとしっかりした監督がやったら化けていたのではないかと思わざるをえない。
スピッツのMVの延長で作られたのはわかるんだけど、それにしたって音楽のかけ方雑過ぎるし、序盤の集中できなさ具合は凄い。
あおい様ももっとしっかり撮って欲しかった。