c

バベルのcのレビュー・感想・評価

バベル(2006年製作の映画)
3.7
日本、メキシコ、モロッコ、アメリカを舞台にした各国で起きる事件。個々の話が同時進行するのかと思えば徐々に一本の銃によってパズルのようにストーリーが繋がっていく。
まさかこんなに重い内容だとは思いもせず、気持ちが相当沈んだ。皆で見るものではないかも。1人でひっそりこっそり見た方が良さそう。。落ち込むけど。
日本の部分が必要あるのかと少々思いつつ菊池凛子の体当たりの演技がすごいのと、音楽と光と映像の見せ方がカッコイイ。やっぱり日本の部分もあって良かったね。
これはいつの時代だよと思ってしまったシーンもあるくらいに外国の暮らしに衝撃を受けた、想像つかなかった。それぞれの家族のストーリーも自分の生活と重なることはまず99%ない。けどその家族らはこれが夢でもなく空想でもなく、日常なんだなと。上手く言葉で伝えられないけど、現実味があるというか、、知らない世界を覗けた、世界って広いなと思った。
言葉も心も通じ合えない。とにかく詰め込みまくり。こんな詰め込みまくりの映画もあっていいのかも。。落ち込むけど。
人に勧めるか?って聞かれたらあまり勧めない。
ただ、未だに心に何かが残ってる
c

c