赤尾慎之介

バベルの赤尾慎之介のレビュー・感想・評価

バベル(2006年製作の映画)
3.3
人間とは愚かで、わずかな綻びが取り返しのない事態を招く。

そんなわかりきったことを、これでもかと陰惨に繰り返し突きつけてくるこの作品には、救いもなければ、ユーモアもない。ため息をつくことも億劫になるほど、重い。

国を超えた人やエピソードが最後につながっていく演出にしたかったのだろうが、日本のパート、必要だっただろうか。
赤尾慎之介

赤尾慎之介