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ダーティ・メリー/クレイジー・ラリーのツボのレビュー・感想・評価

3.7
レーサーのラリーとメカニックのディークはスーパーマーケットの売上金を強奪する。金魚の糞みたいについてくるメリーも加わり、3人の逃亡劇が始まる。ラリーの運転で警察の追跡をいとも簡単にかわしていくが、警察のフランクリン部長はヘリコプターで3人を追う。
とにかく本物のカーチェイスをたっぷり見せてくれる。ジャンルはアメリカンニューシネマでバニシング・ポイントが好きなら間違いなく気に入るだろう。 
最初、メリーがうるさい女だなぁと思ったが、話が進むにつれて、そういった思いは消えていく。
ラリーとディークの夢破れた切なさが伝わってくるのは、アメリカンニューシネマならではだと思う。最後の結末は衝撃的で突然やってくる、今の映画では中々出来ないラストだと言える。
見て損はないはず、僕はイージーライダーより、この映画の方が気に入っている。
ピーター・フォンダはこの映画でカースタントも兼任しており、凄まじいカーチェイスを披露している。
わらの犬で有名なスーザン・ジョージも凄い存在感、他の出演作も絶対見ようと思うほど素晴らしい俳優。
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