ジェームズ・ガーナー主演のテレビドラマ「マーベリック」の映画化。
ポーカー大会に出場して一攫千金を狙うギャンブラーと詐欺師、それに同行する保安官などの騙し合いを描いたコメディタッチの西部劇。
監督は、リチャード・ドナー。
原題: Maverick (1994)
19世紀のアメリカ西部。
さすらいの天才ギャンブラー、マーヴェリック(メル・ギブソン)は、史上最大のポーカー大会に出場すべく、参加資金の2万5000ドルをかき集める過程で、美人の女性ギャンブラー、スリで詐欺師のアナベル(ジョディ・フォスター)や怪しい連邦保安官クーパー(ジェームズ・ガーナー)と出会い、デュヴァル提督(ジェームズ・コバーン)が主催者するポーカー大会が開かれるミシシッピに3人で向かう。
ミシシッピ－川に浮かぶ蒸気船(会場)まで到着し参加費用を集めるまでの珍道中が前半で、後半からは、いよいよ、優勝者が賞金50万ドルを一人占めできるというポーカー大会が始まる…。
～共演者～
・インディアンのリーダー、ジョゼフ(グラハム・グリーン)
・ならず者、エンジェル(アルフレッド・モリーナ)
・ロシアの大公(ポール・L・スミス)
馬の暴走と「駅馬車」(1939)を連想させるスタント、強盗団との撃ち合い、インディアンの登場など、西部劇らしさもあるが、見どころは、役者たちの演技と全編通してのコメディタッチの騙し合い。
さて、最後に笑うのは誰か？
なお、メル・ギブソンとジェームズ・ガーナーが一緒に歌う曲は、御存じ「アメージンググレース」。
